第84回 ことわざ、格言 2


多くのことわざは言いたいことをずばり表現しているので特別な説明は要らない。しかし、時代の変化や生活習慣の差から解説がなければよく分からいものもある。まずは日本人でも理解しやすいことわざから。

Haz primero lo necesario y después lo voluntario.
「最初に必要なことをやり、好きなことは後でやれ。」
人は往々にして好きなこと(気の向いたこと)を先に済ませようとする傾向がある。

Oir, ver y callar es la conducta del sabio.
「聞いて、見て、沈黙するのは賢人の行動である」
同じ三猿の教えが日本では「見ざる、聞かざる、言わざる」と庶民の知恵に変わっている。いずれも封建時代の人生訓である。

Cuatro ojos ven más que dos.
「2つの目より4つの目がよく見える。」
日本では人を中心にして「3人よれば文殊の知恵」となる。ポイントが目ではなく頭脳にある点が異なる。

Solo sé que no sé nada.
「自分は何も知らないということのみ知っている」
如何に物事を知らないかという認識から新しい知識欲が生まれる。
(川内)

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