第56回 スポーツ選手カードといえば・・

いつの時代も子供のあこがれの的、スポーツ選手。私が小さかった頃はまだJリーグもなく、プロ野球全盛期でした。私はそれほど野球には興味がなく、シーズンになると好きなテレビ番組が野球中継で延期になってしまったり、野球好きな父にテレビを取られたりと文句を言っていた記憶があります。

兄もやはり野球好きで、プロ野球選手カードを集めていました。ポテトチップスに付いていたものや、外からカードが見えない袋の束から1枚いくらで自分で選んで引くようなカードだったと思います。当時人気の巨人軍の選手などはあまり出てこず、マイナーな選手ばかり集まってしまうものでした。

そして現在、バルセロナの小学生、特に男子に大人気なのがサッカー選手カードです。さすがサッカー大国スペイン。小さな袋に5枚入って1ユーロ、キオスコと呼ばれる新聞や雑誌を売るスタンド、スーパーなどでも売られています。もちろん誰のカードが入っているかは外からは見えません。 

このサッカーカードも出している会社やシリーズで色々あります。スペインリーグ、欧州選手権が行われる年にはユーロカップ国別カード、ワールドカップカードなどさまざまですが、スタンダードなのはやはりスペインリーグカードです。好きな子は別売りの分厚い収納ファイルを買い、カード(cromoと呼びます)をせっせと買ってコレクションを増やしていくのです。

バルサの選手やレアな限定カードに喜び、どうしても同じ選手が出てきてしまうのでそれを友達同士で交換したり、欲しいカードを複数枚のカードと交換してもらうよう交渉したり。全部集めようと思ったら400枚以上、しかも、ワンシーズンが終わるたびに選手の入れ替えがあるのでこのカードシリーズも終了。翌シーズンには新しいシリーズが始まって、また「一から」ではきりがありません。

我が家の小学生の娘、サッカー自体にはそれほど興味があるわけでもないのに、このサッカー選手カードにははまっています。コレクター心をつかまれるようです。お小遣いでファイルまで買い、カードをそれぞれの場所に収めてご満悦。そうそうカードを買えないのでまだまだスカスカですが。私はといえばバルサやレアル・マドリッドの超有名選手を数名ぐらいしか知らないため説明されてもさっぱり分かりません。

少ないお小遣い、こんなものに使っちゃって…と親としてはもったいないと思ってしまうのですが、考えてみれば自分も子供の頃はしょうもないものを集めていたものです。 

結局いつの時代、どこの世界でも子供が夢中になるものってそんなに変わらないものなんですね。

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