第47回 財布の紐ゆるむブラックフライデーからクリスマスへ

早いものでもう12月に入り、街もすっかりクリスマスムード。 ショーウィンドウはクリスマスのデコレーションで飾られ、花屋にはクリスマスツリー用の木やリース、ポインセチアが並び、恒例のクリスマス・マーケットも開催されています。もうすぐ市場やショッピングセンター、街路にも大きな本物の木のクリスマスツリーが登場することでしょう。

だいぶん前から設置されていた街路のイルミネーションも先週から点灯されました。ヨーロッパのクリスマス・イルミネーション、と聞くととても美しいというイメージがありますが、バルセロナに限っていうと残念ながら全くぱっとしません。灯りが少なくてさみしい上にセンスもいまいち…。日本の方がよっぽど華やかできれいかと思われます。

さて、12月は6日(憲法記念日)、8日(聖母受胎日)と飛び石連休もあり、あっという間クリスマス・年末、と過ぎていきます。普段、店は休みの日曜日や祝日もクリスマス商戦ということで12月はオープンするところが多く、街はにぎわいます。買い物といえば、先週のブラック・フライデーはバルセロナでもかなりの店舗でセールをしていました。数年前までは本当に一部の店でしかやっていなかったものの、急激に浸透してきているようです。私は前日まで知らずにいましたが、周りの人の話を聞いて調べてみたところ、デパートはもちろんのこと、アパレル、電化製品、家具、本、おもちゃなど、あらゆるジャンルでブラック・フライデー・セールを行っていました。何と旅行会社やホテル、国鉄や航空会社まで!格安航空会社では限定で9.99ユーロの超格安航空券を出していましたが、こんな機会を利用して飛行機でふらりと出かけるのもおもしろいかもしれませんね。

こちらの通常の冬セールは1月6日の公現祭(Los Reyesの日)の後、クリスマスやLos Reyesのプレゼントには間に合いません。なのでこのブラック・フライデーでプレゼントをお安く買えれば助かります。セールの日が金曜当日のみ、もしくは翌日土曜日までと短期限定なのもあり、店は相当混み合っていました。

11月後半から12月はクリスマス需要で流通業界は稼ぎ時。家族が集まることも多く、プレゼントや食べものなどに財布の紐もゆるくなります。今年のクリスマス(クリスマス~年末・Los Reyesまで)のスペイン人の平均消費額予想は682ユーロ。平均収入の低いスペインにしてはけっこうな額です。

内訳はプレゼントが最も多く、次いで食べ物、レジャー、旅行と続きます。昨年より4%アップしており、世論にはスペインの景気は今後も安定し良くなっていくという楽観的な空気が漂っています。 いまだに失業率は高く、人々の一番の不安要素は失業、就職難というスペイン。本当に景気がよくなっていってほしいものです。

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