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第50回 ジョローナ伝説

メキシコ民謡には明るい歌が多いが、南部のテワンテペック地峡にはLa lloronaやZandungaのような物悲しい日本人好みの民謡もある。

ジョローナ(La llorona )は夜ごと白衣で川辺を泣きながらさまよい歩く伝説上の女性。オアハカ地方のジョローナ伝説が民謡化して普及し、ジョローナと言えば「メキシコ民謡」と思われるほど有名になったが、中南米各地に似たような伝説がある。

第49回 メキシコの社会派民謡コリード 2

コリードを語るとき、避けて通れないのがノルテーニャ(Norteña)と呼ばれる メキシコ北部の歌である。アコーデオンとコントラバスで演奏され、演奏者の服装はマリアッチほど派手ではない。主題はメキシコ革命に関するものが多いが新 しいコリードは不法越境や麻薬などの社会問題も積極的に取り上げる。Narcotraficante (麻薬密売人) やPollo(越境者)を社会悪という視点ではなく反米感情を込めてどこかヒーロ視して歌うのがノルテーニャの特徴である。

第48回 メキシコの社会派民謡コリード 1

Corrido「コリード」はメキシコ音楽のジャンルとして確立しているが、外国人にはランチェーラとの区別が難しい。コリードは実在の人物を4分の2拍子で歌い、ランチェーラは恋や日常の出来事を4分の3拍子で歌うメキシコの演歌である。

第46回 歌で覚えるスペイン語 1

スペイン語の勉強に歌は欠かせない。語彙、文法、国民性などを労せずして覚えることが出来る。

Cielito Lindo シエリト・リンド「いとしい人」Mariachi Vargas
元歌はスペインの古い俗謡らしくメキシコにはない、Sierra Morenaが歌いこまれている。

第45回 Piropo「ピロポ」

気の利いたピロポ(女性に投げかける褒め言葉、誘い言葉)で女性を喜ばせる習慣は男女平等意識の高まり(女権運動)に巻き込まれて都市部では消え去ろうとしている。メキシコ連邦区では度を越した卑猥なピロポの取り締まりが法制化され、miradas o palabras lascivas「卑猥な視線または言葉」をかけられた女性は訴えることができるようになった。