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第40回 El día que me quieras「想いのとどく日」

タンゴはジーラ・ジーラ(Yira,Yira)のように社会の底辺で希望なくその日暮らしをする男女を歌ったものが多い。しかし、Adiós Pampa mía(草原よさらば) の自然への愛、Caminito(小道)の過去の愛の思い出、 そしてEl día que me quieras「思いのとどく日」の愛の成就を喜ぶ歌などもある。「想いのとどく日」はCarlos Gardelが作曲し自ら歌ったが、彼の死後、多くの歌手がカバーし世界的に有名となった。

第39回 アルゼンチンの国技パト

騎馬で戦う競技にアルゼンチンのパト(Pato、「アヒル、鴨」)がある。ガウチョが村の広場で二組に分かれ、皮袋に入れた鴨を奪い合う簡単な競技だが落 馬で死傷者が出たため歴代政権はたびたび禁止令を出したという。戦後のペロン大統領の時代に国技となる。ポロ(アルゼンチンでも盛ん)のルールを採用し安 全な近代的スポーツに生まれ変わった。

第38回 パンパのガウチョ

日本の2倍はあるパンパ(大草原)ではガウチョ(スペイン人と原住民の混血児)が野生化した牛を追って暮らしていた。彼らの生活習慣はガウチョ文学に見ることが出来る。長編叙事詩“Martin Fierro”は第2の聖書と呼ばれるほど国民に親しまれ、小学生は詩の一部を暗記させられるという。

第37回 ブエノス・アイレスの石畳

アルゼンチンは建国以来ヨーロッパを見て暮らしてきたせいかブエノス・アイレスには石畳の道「Calles adquinadas」がたくさん残っている。アカシアやプラタナスがトンネルを作る 石畳の道には情緒があり、雨の日に石畳の道を歩けば表の喧噪を忘れポルテーニョ(porteño 「ブエノスっ子」)気分に浸れる。情緒あふれる石畳の道だが車道としては最低で、車線が引けず滑りやすく雨の日にはブレーキが利きにくい。

第36回 タンゴの生い立ち

アルゼンチン観光の目玉はタンゴである。タンゴショーを見るためにヨーロッパからも観光客が直行便で訪れる。タンゴは1880年ごろブエノス・アイレスの 港町(Boca)に住む貧しい移民のダンスとして生まれた。男女が密着して踊るため娼婦のダンスだと軽蔑されたが、パリで好評を得たことで生まれ故郷の評価が変わった。