History

第20回 レコンキスタ完了前のイベリア半島情勢

14~15世紀のイベリア半島に存在した国は主に5つある。イベリア半島の大部分を支配するようになっていたカスティーリャ王国、地中海貿易で繁栄したアラゴン連合王国、現在のバスク地方にあるナバーラ王国、カスティーリャ王国から分離独立したポルトガル王国、そして…

第19回 地中海帝国のアラゴン連合王国

レコンキスタのキリスト教勢力を語るうえで欠かせない国の一つがアラゴン王国である。アラゴン王国は11世紀にナバラ王サンチョ3世は息子たちへの領土割譲に端を発するが、アラゴン王国は庶子ラミロ1世に与えられた・・・

第18回 カスティーリャ王国の統合

11世紀後半にカスティーリャ=レオン王国のアルフォンソ6世はトレドを奪還したものの、1143年アルフォンソ7世の時代にポルトガル王国が独立。さらにカスティーリャ=レオン王国はアンダルシアを支配したムワヒッド朝との戦いで国王アルフォンソ7世が1157年に死亡するとは再びカスティーリャ王国とレオン王国に分裂した。100年も経たずしてのことである・・・

第16回 キリスト教スペイン諸国の新たな勢力図

キリスト教連合国も決して一枚岩ではない。レコンキスタの先鋒として領土を拡げていったアストゥリアス王国は拠点をスペインの北西部にあるレオンに遷都しレオン王国と名乗る。レオン王国の最前線は「城」を意味するカスティーリャ(カスティージャ)と呼ばれていたが、レオン王国はカスティーリャ伯爵領を設置した・・・

第15回 レコンキスタの開始

レコンキスタ、スペイン語で綴るとReconquista、つまり「再び(re)征服すること(conquista)」を意味する。レコンキスタとは718年のアストゥリアス王国建国から1492年のナスル朝滅亡までに行われたキリスト教国によるイベリア半島の再征服活動の総称である。これまでは主にイスラム勢力側からの歴史を見てきたが、キリスト教国側ではいったいどのような動きがあったのだろうか。その歴史を見てみたい。

第14回 イスラム=スペインの最期

14世紀後半、ムハンマド5世の治世の下、壮麗なアルハンブラ宮殿と共に大いに栄えたナスル朝であったが、15世紀に入ると有力なイスラム国家の支援もなく、カスティージャ王国とアラゴン王国が接近し、両国の対立を外交戦略で利用することが困難になる・・・