ヒロ :(お会計をしようとしながら)きょうは僕のおごりにさせてね。
アナ:いいえ、お願い。いつも招待してもらっているわ。きょうは私のおごりよ。
ヒロ:どうだろうな。じゃ、わかったよ、今回はね。
単語・表現
hoy「きょう」 me「わたしに」
dejas「そのままにする;委ねる、やめる」(dejar・2・単・現在)
dejar + 動詞の原形「~するがままにさせる、~するのを妨げない」
invitarte =invitar + te invitar「招待する、招く」
直訳すると「あなたを私に招待するがままにしてもらえますか?」となりますが、この場合、「招待」=「おごり、ご馳走する」ことなので「私のおごりにさせてね」と翻訳しています。
por favor「お願いします」 siempre 「いつも」
invitas「招待する」(invitar・2・単・現在)
te「きみを」 invito「招待する」(invitar・1・単・現在)
※最後 “tú” “yo”は私を強調するために入れています。
sé「知っている、わかる」( saber・1・単・現在)
No sé.「わからない」→「どうだろう」
bueno「(間投詞として)わかった、さあ、まあ、それでは」
vale「OK、了解」(主にスペインで使う、中南米ではOK)
por「ために」 este, ta「この」 vez「回数」
その他の表現
提案と招待
日本語で「~に行きませんか?」とだけ言うと、単に提案だけなのか招待をしているのかがハッキリしませんが、スペイン語では違いを明確にする必要があります。
【提案】
¿Vamos a tomar algo?
「何か飲みに行かない?」
vamos a +動詞の原形「~しませんか、~しましょう」
tomar「飲む、取る」 algo「何か」
【招待】
Te invito a tomar algo.
「何か飲み物をおごるよ」
invito a + 動詞の原形「~することを招待する、招く」
Pago yo.「私が払います」
「私が(お金を)払う」という表現もありますが、あまりにも直接的なので慣れていない相手や場所によって使うのは適切ではありません。
pago「支払う」(pagar・1・単・現在)
知らずに使っているスペイン語
ボカ – Boca
アルゼンチンのサッカークラブチームで実力・人気ともにトップのボカ・ジュニア。アルゼンチンの港、ボカ港にちなんで名づけられいますが、ボカとはスペイン語で「口」「河口」で、リアチュエロ川の河口にボカ港はあります。ボカ港はかつて多くの移民がアルゼンチンでの第一歩を踏み入れた地であり、この付近でタンゴが始まったとも言われています。なお、ボカ・ジュニアと呼んでいますが、正式な名称は CLUB ATLETICO BOCA JUIORS です。