コウジ:きみの携帯の番号は何?
ルイサ:(わたしの番号は)090-1110-0512よ。
※架空の番号です。
単語・表現
cuál「どちらの、どれ、何」 tu「きみの」 número「番号」
es「(性質の変化が少ないものが)~である、~です」(ser・3・単・現在)
de「~の」 móvil「携帯電話」※形容詞で「機動性の」の意味
電話番号を尋ねる場合は、疑問詞qué「何」ではなく、選択の疑問詞cuálを用います。
¿Cuál es su número de teléfono?
「お電話番号は何番ですか?」(ustedの相手に対して)
su「あなたの」 teléfono「電話」
cero「ゼロ(の)」 nueve「9(の)」 once「11(の)」 diez「10(の)」
cinco「5(の)」 doce「12(の)」
※電話番号は偶数のまとまりの場合、二桁の数字のまとまりで説明します。
その他の表現
数字(1から29まで)
0 | cero |
1 | uno (un, una) |
2 | dos |
3 | tres |
4 | cuatro |
5 | cinco |
6 | seis |
7 | siete |
8 | ocho |
9 | nueve |
10 | diez |
11 | once |
12 | doce |
13 | trece |
14 | catorce |
15 | quince |
16 | dieciséis |
17 | diecisiete |
18 | dieciocho |
19 | diecinueve |
20 | veinte |
21 | vientiuno |
22 | veintidós |
23 | veintitrés |
24 | veinticuatro |
25 | veinticinco |
26 | veintiséis |
27 | veintisiete |
28 | veintiocho |
29 | veintinueve |
■ポイント
1は名詞の前ではun, unaとなる。不定冠詞と同じです。
un libro「1冊の本」
una manazana 「1個のりんご」
■ポイント
16-19,21-29まではもともとは、diez y seis(16)…veinte y nueve (29)と表記されていたものが、ひと塊で dieciséis…veintinueve と表記されるようになっています。diez y seis と y でつなぐ表記もあります。
30以降はこちらをご覧ください。
「1」の考え方
数字は覚えたでしょうか?
まだの人も少しずつ覚えていきましょう。
gato「オス猫」gata「メス猫」を例にとって見ていきます。
3匹の猫(オス)は、スペイン語で “tres gatos”[トレス・ガトス]
それでは「1匹のオス猫」は?
“uno gato”[ウノ・ガト]ではありません。
un gato[ウン・ガト]
uno の語尾のoが取れて un となっています。第11回で勉強した冠詞の un と同じ形です。
それでは「1匹の猫(メス)」はどうでしょうか?
una gata[ウナ・ガタ]
いつものように女性名詞の場合、uno が una となります。これも冠詞のunaと同じです。
unoだけはくっつく名詞によって形を変えるのです。
名詞の性によって変わった形こそは不定冠詞 un, una となります。
一度、辞書で調べてみてください。不定冠詞 un, una は「1つの」という意味です。
それではunoを単独で使わないのでしょうか?
uno o dos libros「1冊か2冊の本」やuno「1人、ひとつ」という形ではよく使います。
さらにunoに似た形を覚えていますか?
unos, unasです。
unos gatos[ウノス・ガトス]
unas gatas[ウナス・ガタス]
unoに複数形があるのも変ですよね。
この複数形の unos, unas は「(あまり多くない)いくつかの」という意味になります。
unos gatos は「数匹(何匹か)の猫」という具合です。
もう一歩 unos/unas に踏み込みましょう。
unos diez metros[ウノス・ディエス・メトロス]
「いくつかの10メートル?」…ではありません。
unos, unas は「(はっきりしないため)約、およそ」という意味になります。
ここでは「約10メートル」となれば正解です。
やや混乱しがちですが、uno / un / una / unos / unasの違いは分かったでしょうか?