受付:もしもし、おはようございます。
ヒロ:おはようございます。歯医者さんの予約を取るのため電話をしています。
受付:何日に来ることができますか?
ヒロ:明後日の3時で。
受付:はい、大丈夫です。
単語・表現
recepcionista「受付、レセプション」
bueno, na「良い」 día「日にち」
Buenos días.「こんにちは、おはようございます」(午前中の挨拶)
dígame = diga + me diga「言う、述べる」(decir・3・単・命令)
¿dígame?「もしもし」(主にスペインで用いる)
llamo「電話をかける」(llamar・1・単・現在)
para + 動詞の原形「~するため」
coger「(予約を)取る、つかむ」※cogerは中南米で「性交する」の意味として使うので注意してください。
hora「時間」 coger hora en (para) …「~の予約を取る」
dentista「歯医者」
qué「何」 día「日にち」 puede「~できる」(poder・3・単・現在)
venir「やって来る」 pasado, da「過ぎ去った、前の」 mañana「明日;午前」
pasado mañana「明後日(あさって)」 a las tres「3時に」
a「(時間・日付の前につき)~に」
las tres「3時」※時刻をいう場合は定冠詞を伴います
está 「~である」(estar・3・単・現在) bien「よく」
その他の表現
予約を取る
ホテルやレストランの予約を取る表現はガイドブックやスペイン語の学習書でもよく見かけますが、逆にそれ以外のケースをあまり見かけません。病院・美容院を中心に本文以外の予約のフレーズも取り上げました。
reservar「予約する」は主にレストランの予約の場合に用いられます。cogerはラテンアメリカでは「性交する」という意味が一般的で、普段の会話には使いません。 中南米ではcogerの代わりにレストラン以外の予約でもreservarやtomar「取る」を使います。
次のような表現も言うことが可能です。
¿Me da número para la consulta?
「診察の予約をしたいのですが」
me「わたしに」 da「与える」(dar・3・単・現在)
número「数字」 consulta「診察」
※直訳すると 「診察のための番号を私に与えられますか」ですが、予約番号などがあるような診察ではこの表現をよく使います。
Quiero coger hora para teñirme el pelo.
「髪を染めるための予約をしたいです」
quiero「~したい、欲する」(querer・1・単・現在)
coger hora para「~する予約を取る」
teñirse「(髪などを)染める」 teñirme= teñir + me
pelo 「髪の毛」
知らずに使っているスペイン語
ポテト – Patata
ポテトという言葉自体は英語から日本語に入ってきていると思われますが、そのポテトの元となる語、patataをヨーロッパにもたらしたのはスペイン人とスペイン語です。もともとは南米アンデス原産の植物であるジャガイモですが、先住民タノイ族の言葉ではbatata(もとはカリブのインディオのサツマイモ)が混同され、patata「ジャガイモ」に転じたようです。batataがpatataに変化した理由としてケチュア語で「ジャガイモ」を意味するpapaの影響と推測されます。またpapaは聖職者を意味するためpatataと変化したとも言われています。
現在のスペインのスペイン語では、patataが「ジャガイモ」、batataが「サツマイモ」として使われています。余談になりますが、日本語のジャガイモは17世紀にジャガトラ港(現ジャカルタ)から来日していたオランダ船によりもたらされ、ジャガトライモ→ジャガタライモ→ジャガイモと転じて現在に至っています。