フアン:僕のウェブページをもう訪れてくれた?
アキ:昨日、地下鉄で(メモを入れた)財布を盗まれてウェブページのアドレスをなくしたんだ。
フアン:ついてないねえ!明日、もう一度きみのメールに送るよ。
単語・表現
visitaste「訪れる」(visitar・2・単・点過去)
ya「もうすでに」 página「ページ」 web 「ウェブ」
página web 「ウェブページ」
ayer 「きのう」 robaron「(人から)~を盗む」(robar・3・複・点過去)
※主語(つまり泥棒)はスリなどの不特定数であるため、ellos「彼ら」としていますが、普通は省略されて話されます。直訳すると「彼らはバスで私から財布を盗んだ」となり、「私はバスで財布を盗まれた」となります。
cartera「財布」 metro「地下鉄」
perdí 「失う」(perder・1・単・点過去) tu「あなたの」
direccién「(webサイトの)アドレス;方向」
qué 「何て…だ」 malo,la「悪い、(口語で)そいつはひどい」
suerte 「運、幸運」
¡Qué mala suerte! 「運が悪かったね! ついていないなあ!」
la 「それを」(女性名詞、direcciénを受けた直接目的語)
mando 「送る;命じる」(mandar・1・単・現在)
otro,ra「ほかの」 vez 「回」 otra vez 「もう一回」
mañana 「明日」 correo 「メール;郵便」
その他の表現
【盗まれたときのトラブル】
よくスペイン語の会話ブックなどで「泥棒!」「火事だ!」などの表現を見かけます。ただ、実際に盗まれたときに「泥棒!」と叫ぶかといえば微妙です。スリなら気づかないでしょうし、強盗なら下手に刺激するのも危険です。「火事だ!」という現場に出会うこと自体ものすごく珍しいことではないでしょうか。
今回は何か盗まれた時の表現を取り上げてみます。
●盗んだ人物が単独の場合
Me robé + 名詞 「私は~を盗まれた」
Me robé la cámara.
「私はカメラを盗まれた」
robé「(人から)~を盗む」(robar・3・単・点過去) cámara「カメラ」
Ese hombre le robé el reloj.
「その男が彼女(彼・あなた)から時計を盗んだ」
ese「その」 hombre「男性」 le「彼・彼女に、あなたに」 reloj「時計」
●盗んだ人物が複数、または不確定な場合
Me robaron + 名詞 「私は~を盗まれた」
Me robaron el coche.
「私は車を盗まれた」←「彼らは私から車を盗んだ」
coche「車」
●その他
¡Ladrén! 「泥棒!」
¡Fuego! 「火事だ!」
¡Socorro! 「助けて!」
知らずに使っているスペイン語
コロンビア Colombia
コロンビアと聞けば何を思い出すでしょうか? 南米のコロンビア、米・ワシントン州のコロンビア特別区(ワシントンD.CのCはコロンビアのC)、NYの名門コロンビア大学、 スペースシャトル・ コロンビア号、カナダのブリティッシュ・コロンビア州、サウスカロライナの州都コロンビア、アウトドアブランドのコロンビア…
このコロンビアとは新大陸を発見したクリストファー・コロンブスの名前に由来するもの。イタリア語読みのColombo「コロンブス」+スペイン語の「土地や国」を表す語尾の-iaをあわせた語で、意味は「コロンブスの地」。なお、コロンブスは日本独特の呼び方で、イタリア語名(本名)はクリストフォロ・ コロンボ(Cristoforo Colombo)、スペイン語名はクリストバル・コロン(Cristobal Colén)、ラテン語読みでクリストフォルス・コルンブス(Christophorus Columbus)、英語ではクリストファー・コロンバス(Christopher Columbus)。