ガブリエル:きみはトレドを知っている?
マリ:いいえ、行ったことはないわ。でも(トレドが)世界遺産であることは知っているわ。
ガブリエル:ええ、その通り。たくさんの古い建造物がある街だよ。
単語・表現
conoces 「(体験として・人に聞いて)知っている」(conocer・2・単・現在)
Toledo 「トレド」※スペイン中央にある古都。世界遺産
lo「それを」 conozco「(体験として・人に聞いて)知っている」(conocer・2・単・現在)
pero 「けど」 sé「(知識として)知っている、わかる」(saber・1・単・現在)
que 「~ということ」※英語の接続詞 thatと同じで主語+動詞と文章が続きますが、省略しません。
patrimonio「財産、歴史的遺産」 humanidad「人類」
Patrimonio de la Humanidad 「世界遺産」
es「~である」(ser・3・単・現在) cierto「確かな、その通り」
Es cierto.「確かである、その通りだ」
ciudad「都市、街」 con「~といっしょに」
mucho, cha「(数えられる名詞の前で)多くの」 monumento「建造物、記念碑」
antiguo, gua「古い、古代の」
その他の表現
conocerとsaberの使い方
“conocer” と “saber” はともに「知っている」という意味ですが、使われ方が異なります。
○conocer「(体験的に)知っている、(場所に行ったことがあり)知っている」
Conozco Cancún.「カンクンを知っている(カンクンに行ったことがある)」
※Cancúnはメキシコのユカタン半島にあるカリブ海に面したリゾート地。
○saber「(知識・技能・学問として)知っている、わかる、~できる」
saber + 名詞・疑問文(詞)「~を知っている、わかる」
Sé español. 「わたしはスペイン語がわかります」
¿Sabes qué es esto? 「これは何か知っていますか?」
sabe「知っている」(saber・2・単・現在) qué「何」
es「~である」(ser・3・単・現在) esto「これ」
saber + 動詞の原形 「~できる」
Ella sabe tocar el piano. 「彼女はピアノを弾くことができる」
ella「彼女」 sabe「~できる」(saber・3・単・現在)
tocar「(楽器)を弾く、演奏する」
知らずに使っているスペイン語
エルサルバドル – El Salvador
中米に位置し、米大陸でもっとも小さな国がエルサルバドル共和国。内戦のイメージが強いかもしれませんが、1993年に終結して以降は平和に向けて進んでいます。このエルサルバドルはスペイン語で「救世主」の意味。つまりイエス・キリストのことを指しています。”salvador”とすべて小文字で表記されると、単に「救助者」の意になります。