パブロ:スペイン旅行の間は何をしたの?
ミキ:パエリアを食べて、サグラダ・ファミリを訪れて、闘牛を見て、フラメンコを踊ったわ。 全部とても典型的(な旅行)だったわね。
単語・表現
qué 「何」
hiciste「する、行う」( hacer ・2・単・点過去)
durante「~の間」 viaje 「旅行」 España 「スペイン」
comí 「食べる」(comer・1・単・点過去) paella 「パエリア」
visité 「訪れる」(visitar・1・単・点過去)
Sgrada Familia 「サグラダ・ファミリア」
vi 「見る」( ver ・1・単・点過去) corrida de torors「闘牛」
bailé 「踊る、ダンスする」(bailar・1・単・点過去)
todo 「すべての」 muy 「とても」 tíoico,ca 「典型的な」
※最後の文ではfue「…です」( ser・3・単・点過去)が省略されている。
その他の表現
点過去は現在形に比べてパターンがわかりやすいものが多いです。復習を兼ねて活用形を紹介しておきます。
規則活用動詞 visitarの点過去の活用
人称 | visitar | -arの語尾 |
yo | visité | -é |
tú | visitaste | -aste |
él | visitó | -ó |
nosotros | visitamos | -amos |
vosotros | visitasteis | -asteis |
ellos | visitaron | -aron |
規則活用動詞 comerの点過去の活用
人称 | comer | -er / -irの語尾 |
yo | comí | -í |
tú | comiste | -iste |
él | comió | -ió |
nosotros | comimos | -imos |
vosotros | comisteis | -isteis |
ellos | comieron | -ieron |
知らずに使っているスペイン語
スベタ espeda
関東では聞きませんが、関西ではときどき使われるという「スベタ」。この「スベタ」とは顔かたちが醜い女性のことで、それをののしる語。
このスベタという言葉は江戸時代に流行語となったそうですが、もともとは室町時代にカルタの伝来とともに、その札の名前が「スベタ」としてスペイン語と同形同源のポルトガル語から流入。つづりはespedaで「剣」(スペード)の意味。
スベタは点数にならない札でつまらない札から、ののしりの言葉として転じたと考えられます。 しかし、素札(すふだ)から「スベタ」に転じたという説もあります。一説によると素行の悪い不良少女をののしる「ズベ公」のズベも一説では「スベタ」から。 こちらは「すぼら」を意味する「ずべら」に由来のするとも。
ちなみにトランプのスペードはこのespedaが英語のspadeとして借用されたものです。