ホセ : タンゴを踊れますか?
ナオコ: ええ、少しね。今は中級レベルのクラスで練習しています。
単語・表現
sabes 「(知識や情報で)知っている、~することができる」 (saber・2・単・現在)
bailar 「踊る」 tango「タンゴ」
saber + 動詞の原形「(技能・技術などを)~することができる」※poderは「(能力・状況などから」~することができる」の意味。
saber「知っている」もよく使う動詞に見られるように不規則活用ですが、実際に不規則なのは1人称・単数だけです。スペイン語の活用は不規則が多いと言われたりしますが、全部が不規則なわけではなくその一部が特別なことが多いです。
https://verbojp.com/saber/
例文
No sé conducir. 「私は車の運転ができない」
sé「知っている、~することができる」 (saber・1・単・現在)
conducir 「(車を)運転する」
un poco「少し」 ahora「今、現在」
practico「練習する」(practicar・1・単・現在)
en「~で」 un, una「1つの、ある」 clase「クラス、教室」
nivel「レベル」 intermedio「中級の、中間の」
その他の表現
程度の言い方について
物事の程度を表す場合、わたしたち日本人がへりくだった表現を使う傾向があるのに対して、スペイン語圏をはじめとしたラテン系の国々ではやや誇張して表現する傾向があります。当然、そうした傾向は個人差があるのは言うまでもありませんが、話をするうえで自分の話がどのように相手に伝わるか考えるとより表現の幅が広がるでしょう。
¿Sabes + 動詞の原形?「君は~することができる?」に対しての応答
¿Sabes hablar español ?「君はスペイン語を話せるの?」
返答
Sí, perfectamente. 「うん、完璧だよ」
Sí, bastante.「うん、かなりね」
Sí, más o menos. 「うん、まあまあね」
Sí, un poco. 「うん、少しね」
Sí, pero muy poco. 「うん、けどほんの少しだよ」
No, nada. 「いえ、全然」
知らずに使っているスペイン語
ロデオ – Real Madrid
跳ねる馬や牛にまたがって振り落とされないようにするカウボーイのスポーツのロデオ。これも実はスペイン語がルーツ。もともとは「(家畜の)駆り集め」の意味です。ほかにも「回り道、遠まわしの表現」の意として用いられます。