ウェイター:すべてよろしいでしょうか?
レイコ:ええ、大丈夫です。ただ、もう少しパンが必要です。
ウェイター:すぐに。
単語・表現
camarero, ra「ウェイター、ウェイトレス」
está 「いる、である」(estar・3・単・現在)
bien「よく」 todo「すべて、全部」
¿Está bien? 「(それで)よろしいでしょうか?」
Está bien. 「それでいいです、大丈夫です」
相手が確認を求めてきたときに、「それでいい(結構)です、大丈夫です」と答える場合に使います。”Bien.”とだけでも用いられ、強調する場合は”muy”「とても」を入れ、Está muy bien.と言うこともできます。
pero「けど」 necesitamos 「必要とする」(necesitar・1・複・現在)
poco「少しの」 un poco más de +数えられない名詞「もう少しの~」
pan「パン」(数えられない名詞となるので注意)
un trozo de pan「一切れのパン」
enseguida 「すぐに、ただちに」(レストランでウェイターなどがよく使う)
その他の表現
便利な ¿Está bien?「よろしいでしょうか」
¿Está bien?[エスタ・ビエン]と最後にイントネーションをあげることで、確認のための疑問文になります。bien の後ろに確認した事柄などを付け加えれば、立派な確認の文章になります。
¿Está bien así? 「(相手に見せながら)これでよろしいですか?」
así 「このように」
¿Está bien la temperatura? 「温度はよろしいですか?」
temperatura「温度」
¿Está bien de sal? 「塩加減はよろしいですか?」
de「の、として」 sal「塩」
¿Está bien la sopa?「(味の確認をもとめて)スープはいかがですか?」
sopa「スープ」
知らずに使っているスペイン語
パン – Pan
パンは日本で定着した外来語のなかで、最も日常生活になじんでいるもののひとつではないでしょうか。panという言葉 ですが、スペイン語でも「パン」の意味。しかも発音も同じ。
日本には16世紀ごろ、ポルトガル語のpão[パオ]を通じて入ってきたというのが有力な説として考えられています(船田詠子「パンの文化史」から)。もともとはラテン語のパンを意味するパニス (panis)が語源であるため、ラテン語系の言葉であるフランス(pain)、イタリア (pane)と、よく似た言葉が使われています。