第68回 何時に起きる?¿A qué hora te levantas?


María:¿A qué hora te levantas normalmente?
Yui:Me levanto a eso de las seis y media para ir al trabajo.

マリア:ふつうは何時に起きるの?

ユイ:仕事に行くために6時30分ごろに起きるよ。

単語・表現

a「~に」  qué「何」  hora「時間、時刻」

te levantas「起きる」(再帰 levantarse・2・単・現在)

normalmente「普通、通常は」

me levanto「起きる」(levantarse・1・単・現在) a eso de…「~ごろ」

seis「6つ」 las seis「6時」※時刻は定冠詞を伴う。第29回参照

media「30分」 para「~ため」 para + 動詞の原形「~するために」

ir「行く」 al = a + el 「~に」 trabajo「仕事」

その他の表現

levantarse「起きる」で学ぶ再帰動詞の考え方

主語と代名詞の目的語(~に、~を)が同じ人やモノを示すとき、その動詞と代名詞(再帰代名詞)をあわせて再帰動詞(自分自身に動詞の行為が帰ることから)と言います。

levantarは「起こす」という意味の動詞です。

「自分自身を起こす→起きる」という意味で使われる時、再帰動詞levantarseになります。

levantarの語尾に再帰動詞化を表わす-seをつけて動詞の原形として辞書には記載されています。

では、実際の例文を見てみましょう。

× Yo levanto me a las siete.
「私は私を7時に起こす」
※再帰代名詞meは動詞の前に置かれるのでこの語順は不可。yo「私」は省略

Me levanto a las siete.
「私は7時に起きる」

それでは人称の目的語の「~を」(直接目的格)と「~に」(間接目的格)と再帰代名詞はどう違うのか? (人称代名詞「~を」は第28回、「~に」は第33回を参照してください。)

それは主語と代名詞の目的語が「同一の人称かどうか」ということです。

動詞の活用形と前についている代名詞で意味が変わります。

再帰動詞ではない
¿Te levanto a las ocho?
「私はきみを8時に起こしましょうか?」

再帰動詞の場合
Me levanto a las siete.
「私は私を7時に起こします」→「私は7時に起きます」

違いが分かりましたか?

あらためて人称の目的語「~を」と「~に」と何が違うのか?

ほとんど同じですが、3人称の場合seになる点です。

再帰代名詞の表を記載しておきますので確認してください。

人称 単数形 複数形
1人称 me nos
2人称 te os
3人称 se se

上記の表を丸暗記する必要などありません。いつも同じことを書いていますが、動詞とセットにして表現として覚えましょう。再帰動詞もいろいろな用法がありますが、そのつど表現として覚えておくとよいと思います。

知らずに使っているスペイン語

アルゼンチン – Argentina

アルゼンチンとはもともと、ラテン語のargentum「銀」を語源としています。
この地を最初に訪れたスペイン人一行(1516年、フアン・ディアス・デ・ソリス)が銀に飾りをつけた先住民族に出会い、ここを流れる大河ラプタタ川(「銀の川」の意味)と名付けたことに由来。「銀の川」からラテン語のArgentumに地名表現のため女性名詞化したものがArgentinaです。さしずめ「銀の国」といったところです。当時のスペイン人の銀の産出への強い思いが感じられます。

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